お口のクリーニング（歯石取り）
●プラーク（歯垢・歯石）とは？　●クリーニングとは？　●お口のクリーニングの効果・実態　
●歯周病がもたらす全身への影響　●クリーニングの価格



プラーク（歯垢・歯石）とは？
プラークは「細菌バイオフィルム」というものから形成されます。「細菌バイオフィルム」とは細菌のすみかのことで、歯と強力に付着している膜のことです。
一度付着してしまうと、通常の歯ブラシでは取れません。またこのような汚れがつきやすい細菌の巣である歯石も歯ブラシでは取れず、
歯医者でのお口のクリーニングが必要です。

　

　

クリーニングとは？
細菌バイオフィルムは抗菌剤をも跳ね返してしまいますので、付いてしまってからでは通常の歯ブラシでは落ちることはありません。歯医者でのクリーニング（PC=Professional Cleaning）できちんと除去しましょう。

【スケーリング】
超音波や手用のスケーラーを用いて歯石を除去します。		 【ポリッシング】
歯石やバイオフィルムを除去した表面をツルツルに磨き、歯石やバイオフィルムが再度付着しにくいようにします。また同時にフッ素を塗布します。		 【ルートプレーニング】
歯肉の中を機械でバイオフィルムを除去しつつ清掃します。

　

　

お口のクリーニングの効果・実態
定期健診を受けている患者さんの現在歯数（お口の中に残っている歯）について調査した報告です（石川正夫ら）。定期健診を受けている患者さん（長期受診者）の予想現在歯数は23本で、わが国の実態調査の7本と比べ明らかに多い結果となりました。

　

　

歯周病がもたらす全身への影響
歯周病を治療せず放っておくと、口臭や審美的な問題以外にも下記のような疾患との関連が明らかにされています。